裏薄荷の初ママ日記

システムエンジニア裏薄荷が初めてママになった奮闘記

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驚愕!?赤ちゃんの巻き舌のような声の正体

クッションに首をのせてのけぞっている仰向けの赤ちゃんの写真です。

 

こんにちは。初めましての人もそうでない人も、裏薄荷(うらはっか)です。

 

今日は掲題の通り、赤ちゃんの巻き舌のような声がどのように出ているのか、その正体に気づいた、という小ネタです。

 

うちの子は、現在5か月ですが、2ヵ月頃から"トゥルルルル……"というように、巻き舌のような声を時々出していました。

 

赤ちゃんなのに巻き舌できるの……?

と疑問に思いながらも、できる子もいるんだなー、くらいの気持ちでいたのですが。

 

先日、その声が出てる時に口の中を覗いて見てみたところ……

 

泡が出てる!?

 

ということに気づきました。

 

つまり、こういうことです。

 

溜まったよだれをうがいする要領で、巻き舌のような声を出していたらしい!!

 

……いやぁ、衝撃でしたね。

 

その衝撃の事実を動画に撮ってやろうとしたところ、口の中の撮影はNGらしく、お手々でぐい、っとスマホを押しやられました(笑)。

 

ちなみに夫にその話をしたところ、

 

「いや、だって赤ちゃんに巻き舌なんてできないから、そんなことだろうと思ってたよ。」

 

とあまり驚かれませんでした。

……えー……巻き舌してると思ってたのは私だけなのでしょうか……?

もし赤ちゃんが巻き舌のような声を出してたら、ぜひ口の中を覗いて確認してみてください!(笑)

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  • トップイメージ : 巻き舌のような声を出して遊んでいる我が子です。

 

マンガの一気読みをしていた私が衝動買いをやめられるようになった訳

乱雑に本が積み上げられている本屋の写真です。

 

こんにちは。初めましての人もそうでない人も、裏薄荷(うらはっか)です。

 

今日は

 

今週のお題「一気読みした漫画」

 

にチャレンジしようとネタを考えたのですが、普通のマンガ紹介だと他の方とあまり大差ない記事になりそうだなぁ……と思ってしまいまして。

 

そういえば一時期やってしまっていたマンガの衝動買い、いつの間にかやらずに済むようになったなぁ……

 

と気づいたので、そちらをメインにお話しようと思います。

 

今週のお題としても一応、いくつか一気読みしたマンガの紹介もします。

 

目次

 

マンガの読み方スタイル変遷

子ども時代の図書館マンガセット

小学校くらいの子ども時代、地元の自治体が運営する図書館に通うのが気づいたら癖になっていました。

 

児童書のコーナーに子どもが遊べるスペースがあったので、多分親が小さい頃から連れてきてくれていたのだと思います。

 

そんな図書館、児童書を読み漁るのも大好きだったのですが、マンガセットなるものも置いてありまして。

 

バラで本棚に置いてもあったのですが、途中から読んでもよくわからないので、予約入れてマンガセットを借りていたような記憶があります。

 

図書館にあるマンガなのでそれなりに古いものが多く、あさりちゃん「悪魔の花嫁」美少女戦士セーラームーン、テニスマンガの「Happy!」「三つ目が通る」などを読みました。

 

両親ともにマンガを読む人で、家に母と父それぞれのマンガがありましたね。

「三つ目が通る」は父が買ったのが何冊かあり、全巻読んでみたくてマンガセットの予約を入れたような記憶があります。

 

マンガを借りてくると、2つ年上の姉も一緒になって読んでいました。

 

……今回記事を書くにあたって思い出しましたが、こういう子ども時代の習慣が、今に至る自分の大量にマンガを読む習慣を形成しているのだなぁ、とつくづく実感します。

 

自分の子もマンガ読む子に育つんだろうなぁ。。。

 

BOOK・OFF 立ち読み時代

中学に入学して間もなく、引っ越しました。

引っ越し先の近くにも図書館はありました。

ただ同じ自治体の範囲内なので、扱っている図書としては基本的に同じです。

規模としては前まで通っていた図書館の方が大きかったです。

 

……図書館なので、マンガはそこまで新規入荷はありません。

変わらず時々マンガセットは借りましたが、引っ越したことで一つ大きな変化がありました。

 

"BOOK・OFF"が最寄り駅から家までの間にできたのです!

 

なんとなく家に帰りたくない日、怒られない程度の時間まで、よくBOOK・OFFで立ち読みしたものです。

 

この頃に立ち読みしていたのは、「花とゆめ」あたりや、「ジャンプ」や「サンデー」の少年漫画のコーナー、後は青年漫画のコーナーも時々読み漁ってました。

 

……あんまり立ち読みばかりな常連なので、時々店員さんに本の整理でどかされていたような気がします(笑)。 

 

 

マンガアプリ放浪時代

高校の頃、初めてのバイト代でガラケーを購入しました。

携帯を使うようになり、ガラケーiモード、そしてスマホアプリと、無料で読めるマンガの広告についつい釣られてクリックしてしまうように。

 

特に大学に入って一時ひどい課金をしてしまった時期がありましたね。

やめようやめよう思ってもついつい広告をクリックして先が気になってしまい。

 

……同じ時期に占いジプシー(占いサイトを放浪する人)もやってたので、精神的に不安定な部分も一因としてあったのかな、と思います。

 

就職してからは、アプリの中でも最終的に「Renta!」に行きついて落ち着きました。

 

 

そして脱する衝動買い

結婚してから家計簿を真面目につけるようになり、自分の数少ない趣味でお金がかかっているのが書籍とマンガ代だな、とあらためて自覚しました。

 

特に、つい一気読みで衝動買いしてしまう月は、1万円超えてしまうことも。

 

まあもっとお金のかかる趣味や、マンガでももっと使うよ、という人もいるかもしれません。

私としては読むのが一度だけで読み返さないマンガにその金額使ってしまうのはどうかなぁ、と思ってました。

でもやめようと思ってもやめられないんですよね。

 

今も「Renta!」で時々購入はしています。

ただ気づいたら、衝動買いはしなくなってました。

 

きっかけは「ピッコマ」というアプリでした。

 

ある日、いつものようにマンガアプリの広告で、待てば0円で読める、という広告が表示されました。

 

その頃、ついつい衝動買いしてしまう自分が嫌になっていたのと、それを誘発する広告に嫌気が指していたのですが、

 

なんで0円で読めるんだろ?

 

とふと思って、検索して軽く調べてみたんですよね。

そしたら創業者の思いとして、

 

本当におもしろいマンガであればユーザーはお金を出す、だから待てば無料のシステムはマンガとの出会いを増やすための装置に過ぎない、

 

というようなインタビュー記事が出てきたんです。

 

※当時見ていた記事が見つからなかったので記憶で書いているので、多少違うかもしれません。そうしたピッコマの考え方がわかりそうな記事をあらためて探したら、以下が参考になりそうでした。

www.itmedia.co.jp


その考え方になるほど!と思った私は、早速ピッコマをダウンロードしました。

 

ピッコマだと、一つのマンガで無料で読める範囲は決まっていますが、読めるマンガの冊数には上限はありません。

 

なので無料で読んだマンガの続きは気になるものの、ぐっと我慢して他の無料で読めるマンガを漁る、ということができます。

 

ピッコマを利用してから、続きが気になるから一気に衝動買いしてしまう、ということがなくなりました。

 

続きは気になっても、待てば読めるからとりあえず我慢して、別のマンガでも探そう、と行動が変わったのです。

 

そうした行動に変わってから、それでもなお購入するのは、以下のようなマンガです。

 

  • 何度でも読み返したい
  • 夫にも共有したい
  • 有料対象のラストがどうしても気になる

 

読みたい!と思った時にひと呼吸置ける行動パターンと、上記のような購入する基準が自然とできていたこと、この2つが自分がマンガの衝動買いをやめられるようになった理由だと思います。

 

 

一気読みしたマンガ紹介

一気読みした、という縛りでオススメマンガを選んでみたら……3本とも恋愛が絡んでくるどちらかといえば女性向けのマンガになってしまいました。

 

……いや、「青のオーケストラ」とか「裏世界ピクニック」とか、一気読みした中でも恋愛絡まない作品はあるんですけどね。オススメしたい中で他の人があまり選ばないかなー、というものを選んだらこの3つになりました。

 

ただ1つ目の「BASARAーバサラー」は、男女関係なくオススメですのでよろしければぜひお読みください。

 

 

「ミステリと言う勿れ」で田村由美を知った方にオススメ

BOOK・OFF立ち読み時代に出会って全巻そろえて買ったのが「BASARAーバサラー」です。

 

田村由美さんの作品は、最近だと「ミステリと言う勿れ」が話題ですね。こちらもRenta!で一気読みしてしまった作品です。ドラマ化も決定したようなので、普段ドラマ見ないんですけどこれはぜひ見ねば、と意気込んでいます。

 

他には7SEEDS「猫mix幻奇譚とらじ」などいくつか読んでますが、代表作と言えばやはり「BASARAーバサラー」かな、と思います。

 

舞台は現代文明が滅んだ日本、非道な王政に立ち向かう革命の物語です。

 

主人公は革命の中心を担う"タタラ"、実は運命の子と予言された双子の兄が殺されたことで立ち上がった女の子です。本名は"更紗(さらさ)"と言います。

 

兄や父の仇である王の息子"赤の王"とそうと知らずに出会い、次第に惹かれるようになっていきます。

 

革命に向けて各地で仲間を募り反乱を起こしていく爽快感に、"赤の王"と"更紗(さらさ)"のすれ違いを中心とした複雑な人間関係が上手いこと絡み合って、ついつい一気読みしてしまうストーリーとなっています。

 

……余談ですが、テレワーク中の夫のちょうど横にこのマンガを入れてる本棚がありまして。休憩時間とかについ手に取ってしまって、最初は絵柄からコテコテの少女漫画かと思いきや読んでみたらおもしろく、一気読みではないものの少しずつ読み進めているとのことでした(笑)。

 

 

純情な恋愛だけじゃない仕事に突っ走る青春感がオススメ

最新刊まで全巻そろえておきながら、引っ越しの時の断捨離で一度全て売却し、それなのにRenta!で再び一気読みで全巻購入してしまったのが仲村佳樹さんのスキップ・ビート!です。

 

主人公は幼馴染がミュージシャン目指して上京したのにくっついてきた京子です。幼馴染は人気の歌手となったのですが、ある日幼馴染が自分をダサい"家政婦"扱いしていることを知り、100年の恋も冷め、復讐を誓います。

 

京子の選んだ復讐は、自分も有名人になって幼馴染を見返してやること。

 

紆余曲折を経て芸能人デビューを果たすのですが、次第に演技の才能を発揮して、復讐という目的以上に、演技を磨いて大成していくことを大きな目標としていきます。

 

そのきっかけをくれたのがイケメン俳優敦賀さん、最初は復讐という目的で演技をすることに反感を持たれますが、次第にお互い惹かれ合っていきます。しかしながら京子は幼馴染に裏切られたトラウマが恋愛感情を阻んでひたすら演技に邁進し……。

 

復讐、という強いワードが出てくるものの、その手段が有名になって見返してやる、というのは中々純情で前向きだなぁ、と思ってしまいますよね。

 

花とゆめ」の連載作品は少女漫画だけあって大体どれも恋愛要素ありますが、どの作品も恋愛だけじゃない何かに一生懸命な主人公というのが、少女を通り越しておばさんになりつつある今でも楽しめる要素なのかなぁ、と思います。

 

 

辛いだけでも華やかなだけでもない女たちの現実がオススメ

昔から一気読みしてしまいがちなジャンルの一つに"遊郭"や"女郎小屋"を舞台にしたマンガがあります。その中でもRenta!で一気読みして今でも最新話を買い続けているのが「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」です。

 

"遊郭"や"女郎小屋"を舞台にしたマンガも、ファンタジー要素が入ってきたり男女逆転したり、色々な設定がありますが、こちらはある意味正統派?の史実に忠実な内容です。

 

母はなく、漁師の父が死に、主人公チヌは姉と共に人買いの競りにかけられます。

サヨリは器量がよかったので高級遊郭へ売られますが、チヌはそばかすもあり下層の遊郭へと売られることに。

生きていれば姉に会える日も来ると希望を持つものの、体を売らなければならない辛さに涙することも多い日々です。

 

そんな中、地元の名士である若様とひょんなことから知り合い、その縁を機に高級遊郭へ引き取られることになります。若様が贔屓してくれるおかげでそのまま売れっ子に。

 

若様への思いを募らせていくチヌですが、ある日を境に若様はチヌの元へ通うのをやめてしまいます。その頃にはチヌの真心に惚れ込んだ別の客もあり、若様が通わないならばと、身請けに名乗りをあげる男が五人もいます。

 

それでもチヌは若様が忘れられず、誰の身請け話を受けるとも決められず、日々は過ぎていきます。

 

……まだ連載中なのですが、どういう風にラスト締めるのかなぁ、と気になってます。

主人公が体を売るようになっても純朴な心を失っていないのが魅力の一つですね。ただそれは高い矜持というわけではなく、そうしなければ生きていけない現実があったのだと感じさせられます。

 

 

最後に

気づいた自分のマンガ傾向

自分にとってマンガは読んで楽しむもので布教とかはしない方なので、こうしてブログで取り上げるつもりはあまりありませんでした。

 

今回、今週のお題をきっかけに色々振り返ってみたら……結構色々読んでるものですね。そして恋愛だけのマンガは好きじゃないけど、恋愛要素が入ってるマンガは好きみたいだと気づきました(笑)。

 

とはいえ、恋愛なしの少年漫画とかも好きですよ。一人暮らししてた頃、サンデーとジャンプを毎週買うのが残業続きの毎日の息抜きでした。

 

鬼滅がブレイクする前だったら、迷わず鬼滅をオススメしてましたね。

 

鬼滅はちょうどジャンプを購入していた頃に連載がはじまって、のっけからはまってコミックを買い続けたものの、結婚時の引っ越しで断捨離して売ってしまいました。ちょうどアニメ化したくらいの時期だったので、1冊400円とかで売れて、びっくりした記憶があります。

 

……で、夫と一緒にアニメを見るようになって、結局また買ってしまうという馬鹿なことをやってます(笑)。

 

最近ですとダンジョン飯とか「不思議の国のバード」「傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン」などにはまってます。またピッコマで出会ったバリスタをBOOK・OFFとかで全巻購入しようか迷い中です。

 

……これだけ大量のマンガを読むのは、やはり小さい頃からの習慣なのでしょうね。

今回初めて気づきました。

その習慣のおかげで、1冊大体15分で読み切れるというちょっとした特技も身につけました。

 

マンガが教育によくない、という話もありますが、絵と言葉と両方で理解する必要があるので、情報処理能力は鍛えられるのではないかなー、と思ってます。あと本をよく読む人はマンガもよく読む、ってどっかの研究成果もあるって聞いたことが。

 

子どもにも上手なマンガの付き合い方を身に着けて、マンガのよい影響を受けてくれるといいなと思います。

 

 

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デカフェ生活を数年続けていたら自販機のカフェオレで明け方まで眠れなくなった話とデカフェ中にオススメの飲み物

ノートパソコンの横に置かれたカフェラテの写真です。

 

こんにちは。初めましての人もそうでない人も、裏薄荷(うらはっか)です。

 

今日は掲題の通り、

 

デカフェ生活を数年続けていたら自販機のカフェオレで明け方まで眠れなくなった話

 

をしようと思います。

 

まあ結論は掲題の通りなのですが、長年続けたデカフェ生活で飲んでたお茶とかを併せてご紹介しますので、妊娠中や授乳中でデカフェをされている方の参考になればと思います。

 

目次

 

デカフェ生活の過ごし方

始めたきっかけ 

デカフェ生活を始めたきっかけは妊娠……ではありません。

 

実は元々、眼圧が高めなので年に一回、眼科で検査を受けていました。

それが5、6年くらい前に一度詳しく見てもらったところ、眼底のダメージが蓄積している箇所がある、と言われたのがきっかけです。

 

お医者さんには、これが40代以上なら緑内障などのリスクもあるけれど、20代だし今まで通り年に1度の検査で大丈夫でしょう、とは言われました。

そうは言っても何か生活習慣で予防できるなら、と思って聞いてみたところ、カフェインはあまりよくないね、とのこと。

 

実はその頃、夏場だったのもあり、1日1L~2Lくらいお茶を飲んでいました。

お医者さんにそう話したら、それは多いね、と驚かれてしまい。

それなら普段飲むお茶を元々興味のあったハーブティーに切り替えてみよっかなー、ということでデカフェ生活を始めました。

 

 

最初の1年間のenherb

自分の普段使う経路内でハーブティーを買える場所で調べた結果……出てきたのはenherbでした。

 

 

早速店舗に行ってみると、5~10分程度のヒアリングを元に、症状にあわせたブレンドを作ってくれるとのことで、早速お願いしてみました。

 

ハーブについて興味はあるけれど全然知らなかったので、どのハーブがどんな効能あるかを教えていただきながらブレンドいただいて楽しかったです。

 

当時の記憶なのですが、確か3回くらいまではブレンドを調整してくれるので、最初に購入してしばらく試して、味の好みを反映してもらったりすることもできます。

 

ブレンドいただいたハーブの効能そのものズバリについてはあまり記憶にないのですが、なんだかんだと1年間楽しみながら続けました。

 

そして1年後の眼科での再検査にて……前回ダメージがあると言われた箇所が、回復してました!!

 

カフェインレスにしていたことだけが理由ではないかもしれないですが、一因としてenherbで購入していたハーブティーが効いていたのではないかと思います。

 

 

妊娠してからのデカフェ生活

さて上記のような実績があったので、以来enherbでのハーブティー購入をずっと続けていました。

 

しかしながら妊娠が発覚したのをきっかけに、enherbはやめました。

 

理由としてはいくつかありますが、主には以下の3つです。

 

  • ハーブの中には子宮収縮を促すようなかえって飲んではいけないものもあって一々確認するのが面倒だった
  • 結婚してから引っ越したのでenherbの店舗に通いづらくなった
  • 子どもが産まれるので日用品はなるべく節約したかった

 

 とはいえ、妊娠中ならなおさらデカフェを続けたい……ということで利用したのが以下のようなお茶でした。

(ちなみに、ネットの記事を色々読んだところによると、妊婦さんがコーヒー飲むなら1日2~3杯くらいまでにしないと、胎児に影響が出るとのことです。)

 

 

……麦茶はコスパ最強です(笑)。

まあ元々、色々ハーブティー試して楽しんでたのもあったので、どこかに出かけた際にはノンカフェのお茶があればチェックして、時々の贅沢として楽しんでました。

 

LUPICIAのノンカフェ福袋は試しに買ってみたら、好みから外れるものも2種類くらいありましたが、それ以外は中々美味しくいただけました。

 

中でも以下のピッコロは、ミルクを入れて飲むと優しいお味になってお気に入りでした。

 


 

 

 

妊娠中のコーヒー事情

さて、こんな風にデカフェ生活と言いながら、私はカフェオレが好きでして。

 

朝、職場についてまず1杯、マグカップにスティックタイプのカフェオレを入れて飲むのが習慣でした。

 

コロナ禍でテレワークに入ってからは、インスタントコーヒーを常備して、冷蔵庫の牛乳を加えてレンチンして飲んでました。

 

妊娠してからは……今も愛用しているこれを使っています。

 

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 そこまで味にこだわる方でないというのもありますが、普通のインスタントコーヒーと遜色なく、美味しくいただけます!

 

 

カフェインに弱くなった自分

眠れぬ夜の共通点

さてそんな風に、妊娠前から数えると数年単位でデカフェ生活を続けてきたわけです。

 

……で、これは妊娠前の話なのですが、一時期、なんだか夜の3時やら4時やらまで眠れない日が出ることがありまして。

 

なんで眠れないんだろうなぁ、と自分の生活態度を振り返りながら、ネットの記事を読んだり、考えてみるわけです。

 

鬱病?とも思いましたが、よくよく考えたら、眠れない日は午後以降に待ち合わせとかでブラックコーヒーやら市販のカフェオレを飲んだりしていたんですよ。

 

あー……こりゃデカフェ生活で、カフェイン弱くなったな、と。

当時はそんな風に納得して、午後以降に普通のコーヒーやカフェオレを飲まないようにしていました。

 

 

母乳からミルクへの切り替えを決意しての油断

カフェインに弱くなったな、と気づいてしばらくは気を付けていたのですが……妊娠と授乳でまったく普通のコーヒーカフェオレを飲まなくなって、油断していました。

 

先日、とある事情(*)で母乳をやめてミルクにしようと決意しました。

 

* 子どもの便秘の原因が母乳ではないかという疑惑が持ち上がりまして……。詳細は以下の記事をご覧ください。

tnim-hatsumama.hatenablog.com

 

とはいえ、いきなりやめるのも胸が張って痛くなってしまうので、少しずつ間隔を空けて様子を見ていたのですが、先日やっと、完全におさらばできそう、となりまして。

 

そんなタイミング、出先の自販機で飲み物を買おう、と目に入ったカフェオレです。

 

……久しぶりに飲みたくなるじゃないですか、市販の普通のデカフェじゃないカフェオレ。

 

飲んだのは、16時くらいでした。

 

……まずやってきたのは、下痢の症状です。

カフェインって胃腸を刺激するので、便通に効く場合があるんですよね。

……それが効きすぎて、下痢状態に。

 

まあそれ以外は、至って普通に、いつも通りの日常を過ごして、夜を迎えました。

 

いざ布団に入ると……全然眠くない。

 

朝の授乳があるからと思って、スマホ見るのやめて、意識的に寝ようと目を閉じてじっとするのですが、いくら経っても眠気がやってこないんですよ。

 

なんでだろう、育児ノイローゼかしら……などと考えて思い出したのは、久々にカフェオレを飲んだという事実でした。

 

あぁ、やっちまった……そう思いながら、ようやく眠りが訪れたのは、午前4時、久々のカフェオレを飲んでから約12時間も経過してからでした。。。

 

 

今後は朝だけにしておこう

現在、授乳を母乳からミルクに切り替え完了しました。

 

なので授乳を理由にしたデカフェ生活を辞めて、カフェインに体を慣らしていく、というのも一つの手ではあります。

ただやはり、昔それで眼底のダメージ回復したことを考えると、基本はデカフェ生活で、偶に楽しむくらいがいいのかなぁ、と。

 

……というわけで、今後は通常のコーヒーやカフェオレを飲む場合は、午前中だけにするよう気をつけようと思います。

 

 

おまけ

その他デカフェ生活でオススメのお茶やコーヒー

デカフェ生活の過ごし方、で簡単に愛用していたお茶などを紹介しましたが、いくつか追加でこちらに記載します。

 

ルイボスティー&ノンカフェイン専門店 H&F

hfbelx.com

知人に誕生日プレゼントを選ぶ際に利用しました。

私自身は試飲しただけですが、知人は非常に喜んでました。

お値段高めなので日用品としてはどうかなー、と思いつつ、デカフェコーヒーやフレーバーティーも種類が豊富で美味しそうなので、色々試してみたい方にオススメです。

 

赤ちゃんと母乳育児の専門ブランド AMOMA

 

正直に言いますね、利用したことはありません。

ただ……母乳を諦める前だったら、ぜひ試してみたかった!!

母乳の悩みに合わせたブレンドハーブがあるんですよ。

母乳不足、母乳づまり、出過ぎる母乳……個人差あると思いますが、どれかしらで悩んだママは多いのではないかと思います。

妊娠中向けの"マタニティブレンド"もあるようなので、2人目を授かるような機会があれば、試してみようと思います。

 

 

あしたるんるんのノンカフェイン黒豆玄米コーヒー

 

こちらも正直に言います。まだ飲んだことないです。

珈琲の代用品とありますが、珈琲がほしくて飲む、というより、デカフェの選択肢の1つとして楽しむのが妥当ではないかな、と思っています。(飲んでいないので推測ですが。。。) 

黒豆茶と玄米茶はどちらも好きなお茶なので、自分は好みではないかなー、と。

近い内に試してみようと思うので、試したらあらためてご紹介します

2023/5/2 追記

上記で紹介していた黒豆玄米コーヒーは、広告取り下げで無効なリンクとなったので記載を削除しました。

 

最高級グレード茶葉使用オーガニックルイボスティー Dolci Bolle

 

ある意味3度目の正直で、こちらもまだ飲んでません。

妊娠中のノンカフェティーの代表とも言えるルイボスティーは、私も色々試してますので、1回試してみようかなー、と思います。

正直、商品の説明だけを読む限り、あまり他のルイボスティーとの違いがわからないんですよね。。。自分のような舌のレベルで違いがわかるといいのですが(^^ ;)

 

 

……と、オススメと言いながら、最後は広告になってしまいましたが、少しでも皆様のデカフェ生活に役立てたなら幸いです!

 

※本記事に掲載されているリンクはアフィリエイト広告が含まれています。

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妊娠10週目で流産した最初の子の記憶

超音波で撮影された流産間際の赤ちゃんの写真、小さな人影が白く写っています。

 

こんにちは。初めましての人もそうでない人も、裏薄荷(うらはっか)です。

 

今日は重い話になりますが、妊娠10週目で流産した最初の子の話をしようと思います。

 

他の記事でお伝えしている通り、幸いにも次の子を授かり、無事に出産させることができ、辛かった記憶も段々と薄れている状態です。

 

ただ完全に忘れるということはなくとも、ちゃんと記録として残しておこう、また同じような体験をされた方の力に少しでもなれればいいな、という思いで、こちらの記事を残します。

 

目次

 

妊娠発覚から流産までの経過

 

妊娠発覚とインフルエンザ

私が妊娠に気づいたのは、いつもと違う貧血症状からでした。

 

私は貧血というか極度の低血圧で、ひどい時は朝の通勤中に電車に乗ってるのが辛くなり、果てには通勤できなくなる時があります。

耳のあたりから、さぁっと血の気が引く音がして、ヤバいな、と思っている内に、立てなくなってしまうのです。ひどいとそのまま目の前が真っ暗になって、何も見えなくなります。

そんな症状に慣れたもので、ヤバいな、と感じた時点でホームに降りて、自販機と座れる場所を探して水分補給しつつ休みます。

 

さてそんな私ですが、ある時、朝ではなく、夕方の帰り道で、耳のあたりから血の気が引く感覚を覚えました。

 

あれ?おかしいな?

 

と思いました。

 

低血圧が原因で起きる症状なので、基本的に出るとしても朝しかなかったのです。

それが夕方に症状が出た。

 

……ひょっとして、妊娠した?

 

早合点かもしれないと思いつつ、妊娠検査薬を購入して、自宅で試してみると……陽性でした。

 

喜び勇んで帰宅した旦那に報告しました。

 

しかしながら……翌日、熱を出してしまいます。

 

熱を出した時点で医者に行き、風邪と診断されるのですが……さらにその翌日になっても熱が下がらず、もう一度受診すると、インフルエンザとの診断が。

 

この時点では検査薬の反応だけで、まだ婦人科を受診していませんでした。

 

正直に医者にそう話したところ、一度産婦人科を受診するよう勧められ、薬は出せるけどどうしますか?と聞かれ、婦人科を受診するならその時に出してもらうからいいです、と断ってしまいました。

 

……これが誤りでした。

 

産婦人科にしてみたら……インフルエンザの患者なんて来てほしくないんですよ。

他の妊婦さんにうつしたら大変なことになりますから。

 

予約のため、最寄りの産婦人科に電話したところ、内科医がいないというのと上記の理由で断られてしまうんですね。

 

しかしこちらとしては、妊娠してるなら解熱剤だけはもらわなければ、と必死です。

(この時にネットで色々検索した結果、インフルエンザの菌自体はお腹の子に影響しませんが、高熱が悪影響を及ぼすことがある、とのことでした。)

 

最寄りでなくとも隣の駅とかでも、診察してくれそうなお医者さんを探しました。

産婦人科と内科と、両方対応できるお医者さんがいないか探し……いました。

 

藁をもすがる思いで電話したところ……他の患者さんにうつすと困るから、午前中の診察時間が終わってからならいいですよ、〇〇時に来てくださいね、とお返事いただけました!

 

休みを取ってくれた旦那に車で送られ、無事に受診。

胎嚢ができているのを確認できました!

そしてインフルエンザの薬も処方していただき、無事に熱も下がりました。

 

熱が下がって3日以上経過してからあらためて受診すると、無事に心拍を確認することができ、インフルエンザを乗り越えて成長してくれていてほっとしました。

 

 稽留流産(けいりゅうりゅうざん)の発覚と流れるまで

心拍確認の後、次の診察を4週間後に控えたある日、茶色いオリモノが3日ほど続きました。

特に痛み等はなかったのですが、心配になり、土曜になってから病院に行ったところ……心拍が確認できない、と言われました。

 

ショックでした。

 

何か薬を処方されたので、薬局に寄り、薬局を出てから車で待っていた旦那に泣きながら報告したのを覚えています。

 

この時の記録を母子手帳に残していたので、引用します。

 

土曜日、茶色いオリモノが続いていたので病院に行ったところ、心音が聞こえないと言われる。

月曜、出血量が増え、腹痛で休んでいたところ、14:30頃に大量に水が出るような感覚があり、半ばパニックになりながらトイレへ。

先生にTELした直後、流れ出る。

病院に行き、検査の為に渡し、処分もお願いする。

 

妊娠9~10週目、最後にエコーにうつっていたのは10.98mm、(稽留流産が発覚した)土曜から(実際に流産した)月曜の夜にかけ、涙が止まらなかった。

火曜から水曜に休みを取り、木曜から仕事に復帰する。

 

次は健康な赤ちゃんを抱けるといい。

 

処分、という言い方に、冷たいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

流れた時、多い日の夜用の生理用ナプキンをつけており、そこに赤ちゃんと胎盤が出てきました。

その時私は……気持ち悪い、と思ってしまいました。

そして思ったのは……もうそれはただの物質で、お腹に確かにいたはずの赤ちゃんは、もうそこにはいないのだということでした。

 

10週目とはいえ、遺体は遺体だと思います。

ただ私には、どうしても生きていたはずの赤ちゃんではなく、それ自体は物質だとしか思えませんでした。

 

 

最後に

亡くなった子への思い

ちゃんとした人であれば、水子供養をするのかもしれません。

うちは、出かけた折に、水子供養のお地蔵様があるのを見つけたので、その場で祈っただけでした。

 

その時に願ったのは……次はちゃんと元気に健康で産まれることのできるお母さんのところに宿ってね、ということ。

 

ネットで流産の経験を読むと、よく、また戻ってきてね、戻ってきてくれてありがとう、という表現を見かけます。

それが悪いというわけではないのですが……私にはどうしても違和感がありました。

 

もしかしたら、産まれてきてくれた我が子は、あの時流れた赤ちゃんなのかもしれません。

ただそうだとしても、産まれてきた子は、その時の記憶なんてないでしょう。

なのに、戻ってきてくれてありがとう、と言われたら……まるで自分じゃない別の子を見ているような感覚を覚えるのではないか。

そんな風に思ってしまうのです。

 

だから私は、来世での幸せを願いつつ、また戻ってきてくれたら嬉しいけれど、そうじゃなくとも、元気で健康に幸せな生を送ることのできるお母さんのところに宿ってね、そう祈りました。

 

 

第一子を産んでから思うこと

次にまた授かった時、10週目を越えるまでは気が気ではありませんでした。

 

ただ10週目を越えてからも、少しの腹痛や出血で、また流れるのではないか、安定期を迎えるまで不安で仕方がありませんでした。

最初の子が流れた時、本当にほとんど自覚症状がなく、間に合うはずだったのに気づけないことになるのではないか、ととにかく不安でした。

 

安定期を迎えてだいぶ落ち着きましたが……それでも流産の可能性はないわけではなく、不安はつきません。

 

そして産まれてから1ヵ月、今度は乳幼児突然死症候群になるのではないかと、寝ている時にちゃんと呼吸しているよね、と不安になり。

 

……そして最近は、多少泣いてても死ぬわけじゃない、と思えるようになりました(笑)。

 

幸いにも今のところは元気で健康に育ってくれていますが、この先また何度も些細なことで不安に襲われるのだろうなぁ、と思います。

 

でも五体満足で生きてさえいてくれれば、どんな子に育つのだろう、大きくなったらあれしようあそこ行こう、そういった希望が不安を上回るのだなぁ、とも実感します。

 

亡くなってしまった子のことは、この先も一生忘れないでしょう。

ただきっとあの子も、今頃はきっと幸せな次の生を授かっているのだろうと、そう信じようと思います。

 

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  • トップイメージ : 流産間際の超音波写真を撮影したものです。

育児ネタで今週のお題「575」にチャレンジ

寝ている我が子のドアップ写真、目と鼻が少し見えてます。

 

こんにちは。初めましての人もそうでない人も、裏薄荷(うらはっか)です。

 

今日は

 

今週のお題「575」

 

に育児ネタでチャレンジしてみようと思います。

 

今週のお題、ということで、今日あった一連の出来事を即興で詠んでみます。

 

 

トイレまで

  聞こえる泣き声

     ……こもりたい

 

 

目頭めがしらに溜まった湖

      ……待たせたね

 

 

ポンポンと

  抵抗消えてく

       夢の中

 

 

さあ寝たぞ

  おやつ片手に

     ブログ書こう

 

 

……いかがでしたでしょうか?

子どもが寝ている間のわずかな母のフィーバータイム感をおやつに込めました(笑)。

可愛いし、抱っこすればすぐ泣き止んでくれるから手のかからない方だと思うんですけどね。

それでもずっと子どもと2人きりだと閉じこもった世界にいるなぁ、と思ってしまいます。

 

また機会があれば今週のお題にチャレンジしたいと思います!

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  • トップイメージ : 先ほど撮影したばかりの我が子のドアップ写真です。

雪の雑踏に立つ女(創作童話)

雪が降りしきるレンガの建物が並ぶ街並みです。

 

こんにちは。初めましての人もそうでない人も、裏薄荷(うらはっか)です。

 

趣味で「小説家になろう」というサイトに登録しているのですが、そちらで前に投稿した童話をこちらでも紹介しようと思います。

 

下の方にスクロールいただくと、本文掲載しています。

 

ーー 概要 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◆タイトル
雪の雑踏に立つ女


◆「小説家になろう」掲載リンク

https://ncode.syosetu.com/n3601gc/


◆あらすじ
毎日のように雪の降る街に、たった一人、女が立っていました――。

一人の酔っぱらいをきっかけに、静かに広がる人の温かさ。
女の正体を想像しながら、どうぞお楽しみください。

 

ーー 以下、本文です ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

冬になると、

毎日のように雪の降る街がありました。

 

毎日ゝゝ、

しんしんと降り続け、

街を白く染め上げるのです。

 

だから人々は毎日ゝゝ、

自分たちが歩けるように、

雪を掻き出さねばなりませんでした。

 

 

 

――そんな、街の、雑踏で。

 

女が1人、立っておりました。

 

 

 

「たいそうな美人だなぁ。」

「ぜひ恋人にしたいね。」

 

そんな風に人々に囁かれる、美しい女でした。

行き交う人々は足をとめて、雑踏に立つ女を見つめます。

 

 

――なんて寒いのでしょう。

私もマフラーがほしいわ。

 

 

女は見つめる人々にうんざりしながら、そう思いました。

 

 

 

――そんな、冬の、ある日のこと。

 

その晩は、特別に冷え込む晩でした。

 

マフラーもつけず、

手袋もつけず、

コートも着ていないのは、

その女1人くらいなものでした。

 

 

「さっびぃなぁ。せっかく酒であったまったってぇのによぉ……。」

 

 

男が1人、歩いておりました。

 

その頬は赤く

吐く息は白く

 

寒さと酒と、

どちらのせいなのか、

よくわかりません。

おそらく、どちらもでしょう。

 

「おっ……こりゃたまげた。えっれぇ美人さんだねぇ。」

 

聞き慣れた賛辞に、

女は眉一つ動かしません。

 

「よぅよぅ、そんな格好じゃぁ、さぶくてしゃあねぇだろ。ほれ。」

 

ふわり

 

「こいつとセットで、クリスマスカラー、なんちってな。」

 

 

黒いコートの男は緑のマフラー

白い肌の女は赤いマフラー

 

それはやわらかに首元を包み込み、

彼と彼女をあたためてくれました。

 

 

「じゃあな、風邪ひくなよ。」

 

 

それだけを言い残し、

鼻歌まじりに千鳥足で、

男は雑踏を去ってゆきました。

 

 

 

残された女は

ただただ呆気にとられておりました。

 

 

――翌日。

 

「――わぁ、あのマフラーどうしたんだろ?」

「誰かがかけたんじゃねぇの?」

「帽子も似合いそうだよね。」

 

 

ぽとり

 

 

「うん、似合う似合う。」

「いや、なんか却って寒々しいような……。」

「これデザインかわいいから、美人さんに似合うねー。」

「聞いちゃいねぇ……。」

 

黒い毛糸の帽子でした。

女の耳がすっぽりと

美しい編目に覆われます。

 

 

――そしてまた、翌日。

 

 

「……いや、まあここまできたら、コートもかけないとかわいそうじゃね?ノースリーブのワンピースとか、却って寒々しく見えるんですけど。」

「夏冬仕様を楽しめる、って寸法ですな。」

「せっかく苦心して生み出した魅惑のボディが隠れちまうけど……まあいいか。」

 

 

ふぁさり

 

 

「……ってかお前、これどっから持ってきたの?」

「昨日これ見て、似合うの買うっきゃないなと思って買った。」

「まじかよっ。高そうなんですけどー。」

 

黒い毛がふわふわとした

ポンチョ型のコートでした。

胸より下までの短い丈でしたが、

充分にあたたかく、女は驚きました。

 

 

――あの人とおそろいだわ。

 

 

最初に

マフラーをくれた男も

黒いコートを着ていました。

 

もしも

彼がいなければ

彼女は今も雪の雑踏で。

 

手袋もつけず

マフラーもつけず

コートもつけず

 

ましてや毛糸の帽子なんてないままに

ただただ立ち尽くしていたことでしょう。

 

――あぁ、あの人に、お礼を言いたい。

 

 

その日は雪の街では珍しい

透き通った青がさえわたる

晴れ空が広がっておりました

 

日差しは雑踏に立つ女にも平等にふりそそぎ

 

その白い肌はもとより

黒い帽子に

赤いマフラーに

そして黒いコートに

 

さんさんとふりそそぎました

 

ドサリ

 

「――え!?」

「あー……今日、おかしいくらいあったかかったもんねぇ……。」

「ってかなんでこれだけ残ってたの?他はずいぶん前に撤去されてなかったっけ?」

「さあ?」

 

 

雑踏を行き交う人々の視線が

崩れた雪像に注がれます

 

黒い帽子とコート

そして赤いマフラーは

白い雪まみれ――

 

――雪降る街に、春がおとずれたのでした。

 

 

ーー Fin ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

……いかがでしたか? 

今後も機会があれば子ども向けの童話も書いていきたいですね。

少しでもお楽しみいただければ幸いです。

 

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生後1ヵ月頃から悩まされていた便秘が4ヵ月で解消した理由

左にお母さんのあんよ、右に赤ちゃんのあんよ、お母さんより小さいけど赤ちゃんとしては大き目です。

 

こんにちは。初めましての人もそうでない人も、裏薄荷(うらはっか)です。

 

今日は生後1ヵ月頃から悩まされていた我が子の便秘が生後4か月にして解消した理由(推測ですが……)についてお話しようと思います。

 

生後1ヵ月を過ぎた頃、それまで一日数回だったうんちが、段々と回数が減っていきました。

それに伴うようにして、うんちの前に必ず火がついたように泣くように。

不幸中の幸いなことに、産後の入院中、助産師さんが綿棒浣腸するのを見せてもらっていました。

その時の記憶を頼りに綿棒浣腸をすると、出てくる出てくる、まるで歯磨きチューブのような硬さのうんちが。

明らかにそれまでの液体のような柔らかさはありませんでした。

 

うんちの頻度としては1日に1回出してはいたのですが、毎回泣いて自分では出せないので、これは便秘ではないかと心配になり。

生後1カ月半の時に、助産師さんの訪問があったので、その際に聞いたところ、毎日出てるなら便秘ではないだろう、と言われました。気になるのであれば、白湯を飲ませたらどうかとのこと。

言われたので早速試してみたのですが……うちの子、白湯を飲んでくれません。

 

相変わらず硬くて自分では出せないので、予防接種の時にあらためてお医者さんに相談しました。

お医者さんからは、歯磨きチューブじゃ硬いね、今まで通り綿棒浣腸で毎日出してあげなさい、白湯も飲ませた方がいいかもね、と言われました。

 

ちなみにネット検索した結果、便秘の基準は諸説ありましたが、1週間に1度だろうと本人がケロっとしてるのなら問題なく、毎日出ててもうちの子みたいに自分で出せないようなのは便秘です、というのが一番納得のいく考えでした。

 

さてしかしながら白湯は飲まない我が子、しょうがなしにミルクを薄めて水分多めにあげることに。

ちなみにうちは産後の入院からずっと母乳とミルクの混合です。

毎回の授乳で、母乳の後にミルクを追加で飲ませるスタイルです。

1カ月半の助産師さん訪問で体重増えすぎ、と指摘を受けてミルクの量をセーブしていましたが、薄めて飲ませたところ、問題なく飲んでくれました。

 

……しかしながら、便秘は解消せず。

 

一時はうんちの臭いも変わりました。

酸っぱいヨーグルトのような臭いが消えて、なんだかゴム臭いような人工的な臭いがするように。

明らかにおかしい臭いなので悪玉菌が増えてそうだなぁ、と心配して、色々探したました。

結果、以下のビフィズス菌を与えるようにしたら臭いについては解消されました。

※以下はアフィリエイト広告です。


 

 

 便秘もこれで解消されないかなぁ、と期待してたのですが、便秘の方はこれだと解消せず。

 

また白湯を飲まないので、オリゴ糖を購入して、糖水を与えたらどうかと旦那が思いつきまして。買ってきてくれたので試しにあげてみたのですが、これも飲んでくれませんでした。

せっかく買ったのでオリゴ糖も、ミルクに混ぜて飲ませたりもしてたのですが……そもそもオリゴ糖、ミルクには含まれてるんですよね (^^ ;) 。

ミルクに含まれてると知ってからは、特に効果もなかったので、オリゴ糖を添加するのはやめました。

 

……そうこうしている内にやってきた4ヵ月健診です。

週に1回くらいは自力で出せる日があるものの、基本的には泣いてお母さんを呼んで綿棒浣腸しないとうんちを出せない日々が続いてました。

 

お医者さんにはもはや便秘の相談はしませんでした。

だって綿棒浣腸すれば出るし。白湯飲ませろ言われても飲まないから薄めたミルク飲ませてるし。

ただミルクを薄めて飲ませているのが果たして適切な水分の与え方かなぁ、と心配はあったので、その相談をしました。

お医者さんからは、特に問題ないと思います、と言われました。

ただ、心配なら栄養士さんに相談しますか?と聞かれたので、せっかくなので相談することに。

 

そして栄養士さんに相談した結果……母乳があまり出てないかもしれない、という話になりました。

何せこの時あげていたミルク、80mlの分量で、140mlとかに薄めてあげていたのです。

便秘もそうなのですが、本人がそのくらいの分量飲ませないと満足しない、という理由もありました。

栄養士さんにそうした話をしたところ、母乳があまり出ていなくてそれだけ飲みたい、ということかもしれないから、一度母乳をあげずにミルクだけでどのくらい飲むか試してみたら、と言われました。

曰く、栄養が不足していて飢餓状態でも、身体が飢えに備えて脂肪を蓄えようとして太りやすくなるよ、とのことで。

 

早速、帰ってからの授乳、母乳はあげずにミルクだけを飲ませてみることに。

多めに240mlつくって飲ませたところ……余裕で飲み干してしまいました(笑)。

えぇ、やっぱりうちの子大食漢なんじゃ……と心配していましたが、何回かミルクだけを続けたら、200mlで満足してくれるようになりました。

 

とはいえ、ずっとミルクだけだとおっぱいも張って痛くなってしまいます。

なので夕方と朝の2回は、母乳とミルク140mlの混合であげることに。

 

その授乳スタイルに変わってから翌日……なんとうんちが出たのです!!

 

……いやいや、今までも週に1回くらい、自力で出せる日もあったから偶然かな、と思ったのですが……以来、綿棒浣腸が必要になることなく順調に出せています!

 

これはつまり……母乳が原因だった!!

 

優しい旦那は私がそう言うと、そんなことないんじゃない、首も据わってあんよとかいっぱい動かすようになったからだよ、と言ってくれるのですが……いやいや、まだハイハイとかしてるわけでなし、そんな大した運動量じゃありません。

母としてはショックなのですが……母乳が原因でうんちが硬くなっていたとしか思えません……orz。

 

自分としては食べるものに気をつけていたつもりなのですが……考えてみれば実家から帰ってきて自炊するようになったり、お菓子を常備してしまってつい手を伸ばしていた記憶が。

そしてちょうど4ヵ月健診の頃から、流石にお菓子食べ過ぎだな、と反省して買わないようにしていたのです。

 

結論として、糖分の取りすぎで母乳の質が下がっていたのではないかと。

そう考えると、子どもの体重が増えすぎたのも、母乳に原因があったのかも。

 

……あくまで体験からの推論でしかないですが、子どものためにも甘いものの食べ過ぎには気をつけよう、と思いました。

これから離乳食がはじまってその内大人と同じものを食べたがるようになってきたら、今度は虫歯に気をつけなくちゃいけないですしね。

 

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  • トップイメージ : 自身が撮影した3ヶ月頃の我が子と自分のあんよです。