裏薄荷の初ママ日記

システムエンジニア裏薄荷が初めてママになった奮闘記

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がんばらない離乳食中期のメニューの組み立て方

ハイローチェアに座った赤ちゃんがオレンジ色の離乳食スプーンをぶんまわしています。

 

 

こんにちは。初めましての人もそうでない人も、裏薄荷(うらはっか)です。

 

今日は離乳食について試行錯誤した結果、うちはこんな風にメニュー組み立ててるよ、というお話です。

 

 

 

目次

 

 

前置き

こんな方の参考になれば幸いです

こちらの記事は、手作りしたいけど流石に毎回つくるのは面倒だわ~、という方のご参考にしていただければというスタンスで書いております。

 

突然ですが、私自身は下手の横好きで、料理するのが嫌いじゃありません。

 

育休で家にいるし、お金も節約になりますし、自分の食べたいものを食べたいので、基本的に夕飯は私が作っています。

なので離乳食を作るのもその延長という面があります。

 

これを読まれてる方の中には、お料理が面倒だという方もいるでしょう。

他の家事をやったり上の子の面倒も見なくちゃいけない、という方もいるかもしれません。もしくは初めての子育てで慣れずに大変な思いをしていたり、月齢上がっても夜泣きがなくならずあまり眠れていない、という方もいるかもしれません。

 

タイトルに”がんばらない”とつけてますが、それでも手作りする以上、まったく手間がかからないわけではありません。


赤ちゃんとお母さん、もしくはお父さん、その両者にとって一番いいスタイルは家庭によって様々だと思います。レトルトばかりでも、赤ちゃんがちゃんと食べてくれて、お母さんもしくはお父さんが少しでも休めるなら、それがそのご家庭にとってベストなスタイルではないでしょうか。

 

冒頭でも述べました通り、こちらの記事は、手作りしたいけど流石に毎回つくるのは面倒だわ~、という方の参考になれば幸いです。

 

 

 

がんばらない離乳食中期のメニューの組み立て方

冷凍での作り置き

離乳食、1度に食べる量も少ないのに、毎食手作りするのは……面倒ですよね。

そのため、一度にある程度の量をまとめて作って冷凍しています。

 

普通の製氷皿を使ってもよいですし、薬局の赤ちゃん用品のコーナーに行くと、こんな感じの離乳食用のケースが売っています。

 

離乳食用のケース、蓋つきの40ミリリットル程度の容器や、30ミリリットル入るスペースで3つに区切られている容器の写真です。

 

中期だと20~50ml(ミリリットル)程度の容量がちょうどよいです。

20~30ml(ミリリットル)だと最初よくても、段々と量が足りなくなるかもしれません。

その場合は、様子見て2個分解凍するようにして量を増やしてあげると、容量少ない容器も長く使えます。

 

こうした容器を使って、大人の夕飯を支度するついでに、何日分かまとめて作って冷凍しておくと、毎回の離乳食ではレンチン解凍するだけで済むのでとても楽です。

 

 

 

基本の3セット

さていよいよ本題で、離乳食の中身の話です。

 

うちは基本的に以下の3セットを用意しています。

 

 

 

離乳食基本の3セットの写真です。主食のおうどんと主菜の鱈と小松菜のカボチャ煮、副菜のとろとろズッキーニです。

 

主食 → 炭水化物を主としたメニュー

            例)お粥、うどん、マッシュポテト、など

 

主菜 → タンパク源と野菜を組み合わせたメニュー

            例)鮭とブロッコリーのミルク煮、鶏ささみとパプリカのトマト煮、など

 

副菜 → タンパク源もしくは野菜などの単品

            例) 鱈のすり身、とろとろホウレンソウ、トマトピューレ、など

 

 

 

これらの3セットについてそれぞれ冷凍保存しておいて、いざ離乳食タイムになったら、主食・主菜・副菜をどれにするか選ぶだけ、という感じです。

 

離乳食についてネット検索すると、どのくらいの量を与えればよいかg(グラム)で記載ありますが、正直毎回計量とかやってらんないです。

 

うちの場合は、離乳食初期の頃に一匙単位で増やして調整していたので、その延長で目分量で調整しています。

 

参考までに、

主食と主菜が20ml(ミリリットル)程からはじめてもうすぐ9ヵ月の今は50ml(ミリリットル)程度、

副菜が10ml(ミリリットル)からで現在20ml(ミリリットル)くらいでしょうか。

※8ヵ月という月齢にしては多い方だと思います。ミルクの量で調整してますが。。。

 

気になる方は一度、冷凍容器の容量に対してどのくらいのg(グラム)になるのか計測して、それを目安にお子さんの食欲などを見ながら調整されるとよいと思います。

 

基本の3セットに話を戻して。

 

3セットの内、栄養バランスの話だけで言うならば、主食と主菜があれば問題ないかと思います。

 

うちの場合、副菜は以下2つの目的で与えてます。

 

 

副菜を与える目的

  • 素材そのままの味を覚えてもらう
  • 初めての食材でアレルギーが出ないか様子見 (この場合は1口分だけ)
  • あげる量の調整 ※うちは結構食べる子なので……(汗)

 

初めての食材のアレルギー様子見、以外については気休め程度の話なので、用意するのが面倒であれば副菜なしでもよいかと思います。

 

ただ副菜……というか単品の冷凍食を用意しておくと、それらの野菜やお魚を組み合わせて解凍するだけでも主菜になります。なので余裕があれば用意しておくと、便利に使えるのでオススメです。

 

 

 

主菜の組み立て方

この基本の3セットの内、手作りで一番頭を悩ませるのが、”主菜”を何にするか、ではないでしょうか。

 

大人の食事の材料で作れそうなレシピを毎回ネット検索して……というのは大変だと思います。

 

うちの場合は、以下のような流れでメニューを組み立てています。

 

 

 

主菜のメニュー組み立て流れ

  1.  大人の食事用に用意した中で離乳食にも使える材料をピックアップする
  2.  1の食材に合わせてベースの味付け(※1)を決める
  3.  1と2で決めた以外の材料を主菜の材料(※2)の穴埋めで考える

 

 

※1. ベースの味付け

       和風出汁、牛乳(生乳100%)、トマトピューレ、カボチャ、サツマイモ、など

 

※2. 主菜の材料

  • タンパク源

    例) 鱈、鮭、ツナ、シラス、お豆腐、全卵、鶏のささみ、など

  • お野菜3種類、以下の組み合わせだとなおよし
      • 緑のお野菜

         例) ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、チンゲン菜、など

      • 赤や黄色のお野菜

                      例) 人参、トマト、パプリカ、など

      • 淡い色のお野菜

                      例) タマネギ、大根、かぶ、冬瓜、キャベツ、茄子、白菜、など

 

野菜を選ぶ際に、上記のように色を意識すると、あまり細かく考えずともある程度栄養バランスの整ったメニューになります。

 

また主菜を何種類か作り置きするにあたって、ベースの味付けとタンパク源がなるべく重複しないようにすると、子どもも飽きずにバランスよくなるのではないかと思います。

 

こうして材料の組み合わせを決めたら、基本的には以下のような手順で調理します。

 

 

 

主菜の調理手順

    1.  タンパク源に火を通す(※1)。
    2.  野菜を細かく切る(※2)。
    3.  野菜を茹でる。
    4.  野菜が十分に柔らかくなったら1をほぐして加え、ベースの味付けをする。(※3)
    5.  様子を見て水溶き片栗粉などを加え、とろみをつける。

 

※1. お魚やお肉なら水溶き片栗粉を少量かけてふんわりラップでレンチン、卵やお豆腐の場合は茹でましょう。

 

※2. 根菜などはある程度大きい方が柔らかくなるので火を通してから細かくした方がよいそうです。個人的には、最初から細かくしても十分に茹でればちゃんと柔らかくなるので、細かくしてから茹でてしまってよいかな、と。面倒ですし。

 

※3. 和風出汁やトマトピューレなどベースの味付けによっては、野菜を茹で始める段階で味付けして煮込んで味を染み込ませるのもよいです。牛乳や豆乳の場合は、加熱しすぎると膜が張ったり焦げ付いたりするので気を付けましょう。

 

 

 

副菜は主菜のついでに用意しよう

 

前述しましたが、ぶっちゃけ副菜は、主食と主菜でバランスが取れているのであればなくてもいいのかな、と思います。

 

ただうちの場合は、母に素材単品の味を覚えさせておいた方がいいんじゃないの、という指摘を受けて、食べさせるようになりました。

 

なので栄養バランスを取る、というよりも、色んな素材の味を楽しめる味覚に育ててあげたいな、という目的であげています。

 

そんな目的で用意している副菜なので、メニューとしては単純です。

 

離乳食初期のように、野菜や魚などの単品を食べやすい大きさに切って火を通して適度にとろみをつけたものを用意しています。

 

主菜を調理する際に、野菜を個別に茹でてとろみをつけると、ついでに作れちゃいます。

この場合、主菜は各材料に個別に火を通して、最後に混ぜ合わせてベースの味付けをするだけになります。

 

 

 

お粥以外の主食は買い置き品を組み合わせよう

 

主食は何も味のついていないお粥を用意するだけでもいいと思います。

ただそれじゃ子どもが飽きてしまう、もっといろいろ食べさせたい、という方は、主食に使える食材を買い置きするといいと思います。

 

うちの場合は、夕方の離乳食ではお粥を出して、朝の離乳食では買い置き品から適当に選んで出しています。

 

例えば

 

うどん 

 = 離乳食用の柔らかい冷凍うどん + 昆布出汁の粉 + お湯 + 鱈の冷凍サイコロカット

    (レンチンで温めてからマッシャーで潰して食べやすい大きさにしてます。)

 

きなこ粥

 = お麩(手で食べやすい大きさに砕く) 無添加の食パン + 牛乳(生乳100%) + きなこ

     (牛乳入るのでレンチンで加熱します。)

 

などです。

 

この際に、副菜用に素材単品の冷凍品を用意しておくと、バリエーションが増えます。

 

※ちなみに赤ちゃん用の冷凍うどんはうちは生協で購入しています。Amazon楽天だと乾麺しかないですね。。。お麩は大体どこのスーパーでも売ってますが、下記のような手焼き麩だと原材料が小麦のみなので比較的安心です。

 

2021/11/1追記

お麩ですが、母に指摘されて調べたところ、原材料は小麦なのですが、小麦のグルテンを使用しているため、主な栄養素は炭水化物ではなくタンパク源だそうです。なのでおかずとして利用するにはよいですが、主食には向いていません。おかずとしては、不足しがちなカルシウムや鉄分も補えるので優秀な食材らしいです。

 

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離乳食を楽に乗り切るお助けアイテム

あると便利な調理グッズ

離乳食用の調理グッズは色々ありますが、実際に使ってみるとこの2つがあれば何とかなるかな、と思いました。

 

  • フードチョッパー
  • マッシャー

 

フードチョッパーはうちはこれを愛用してます。

 

 

手で引っ張って刃を回転させるタイプなので、月齢上がって荒めにしたい場合でも調整効きます。

 

ただこの手のフードチョッパー使うと洗い物も増えるので、包丁のみじん切りに慣れてればなくてもよいと思います。

 

マッシャーはこういうジャガイモとかカボチャを潰すのに使う道具です。

 


 

 

元々ポテトサラダとかスイートポテトを時々作るので持ってました。

離乳食では主に冷凍うどんを解凍した後に食べやすいサイズにするのに使ってます。キッチン鋏で切るより楽です。

 

 

 

アレルギーのために食べた食材を記録するアプリ

離乳食と言えば、アレルギーに気を使いますよね。

どの食材を食べたことがあるのか……初期の種類が少ない頃ならともかく、中期にもなってくると記録が面倒だと思います。

 

探すと離乳食用のアプリは色々ありますが、うちは下記の”ぴよログ”を使ってます。

 

www.piyolog.com

 

産後の入院でミルクと排泄の記録を紙でつけていたのをアプリでもつけられないかなー、ということで見つけたアプリです。

 

コンセプトにある通り、夫との情報共有にとても役立ちます……!!

 

そして離乳食の記録もできると気づいた時には、歓喜しました……!!

 

メニュー > 食材リスト から食べたことのある食材にチェックをつけることができるようになっています。食べた時の様子として、"好き/普通/嫌い/アレルギー"という記録をつけることもできます。

 

月齢にあわせて食べられる食材や、アレルギーのある食材なのか、食べさせる場合どのように調理すればよいのかなども記載されていてめっちゃ便利です!

 

 

 

それでもやっぱり手作りが面倒な時は買い置きレトルト

ここまで書いた方法で手作り離乳食を用意するとしても、それでもやっぱり面倒になってしまう時はあると思います。

 

そういう時はレトルトを活用しましょう。

 

いやいや、手作りがんばるんだ、という方も、お出かけの時用や非常時用としてレトルトを買っておくと、何かの時に使えて便利です。

 

ただ赤ちゃんによっては、手作りに慣れているとレトルト食べてくれない場合もあるようなので、最初は1つだけ買って様子を見た方がよいです。

 

ちなみにうちはお出かけ用兼非常時用として以下を常備してます。

 


 

 

 

このシリーズは出したらそのまま食べれる上にスプーンも同封されているので、お出かけの時に少しでも荷物を減らせるのがありがたいです。

 

 

 

おわり

いかがでしたか?

 

この記事だけでなく、離乳食についてネット検索するとたくさん情報が出てきてどうすればよいか迷ってしまうかもしれません。

 

この記事を読んで少しでも、赤ちゃんが気持ちよく食べることができ、お母さんもしくはお父さんがあまり負担に感じない、ご家庭にとってベストな離乳食の形を模索するお助けになっていたらいいなぁ、と思います。

 

 

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素材取得元

  • トップイメージ : 離乳食用のスプーンをぶんまわす我が子です。